【XCP-ng 8.3】 構築・設定・操作手順まとめ

XCP-ng 8.3 と管理ツール Xen Orchestra(XOA)で、インストールからプールの作成、3Tier 構成(iSCSI+マルチパスの共有 SR)、仮想マシンの作成と操作(ライブ マイグレーション・HA)、HCI 構成(XOSTOR)までの手順をまとめました。手順は公式ドキュメント(XCP-ng Documentation、Xen Orchestra Documentation)に沿っており、検証環境で実際に操作して画面を撮っています。

目次

手順の一覧

No.記事内容
1インストール手順インストーラーの各画面(ディスク・ローカル SR・管理ネットワーク・タイムゾーン)、xsconsole
2Xen Orchestra(XOA)の展開とプール・ネットワークの設定手順XOA の展開、ホストの登録、プールの作成、NIC のボンド、iSCSI 用の IP アドレス、マルチパス、移行用ネットワーク
33Tier 構成:iSCSI+マルチパスの共有ストレージ(SR)作成手順iSCSI の SR(2 経路)、経路の確認、NFS の ISO SR
43Tier 構成:仮想マシンの作成と操作仮想マシンの作成、ゲスト ツール、ライブ マイグレーション、iSCSI の経路障害、HA
5HCI 構成:XOSTOR の構築と障害時の動作確認XOSTOR(XO/CLI)、ストレージのライブ マイグレーション、NIC の故障、ホストの停止と再同期

検証環境

項目内容
ホストXCP-ng 8.3(xcp-ng-8.3.0-20260806.iso)× 3 台。Proxmox VE 上の仮想マシン(入れ子の仮想化)、UEFI
管理XOA(Xen Orchestra virtual Appliance、未登録)
ネットワーク各ホスト NIC 5 枚(管理・iSCSI 2 経路・ストレージ/移行用のボンド 2 枚)
3Tier のストレージLinux(LIO)の iSCSI ターゲット、ポータル 2 つ(別サブネット)
HCI のストレージXOSTOR、各ホスト 40 GB × 1 本、レプリケーション 2
確認した日2026 年 10 月 17 日

検証で測った値(参考)

入れ子の仮想化の環境での値です。実機の性能の目安にはなりません。

項目3Tier(iSCSI)HCI(XOSTOR)
ライブ マイグレーション約 24 秒、ping の欠落 22 回(0.2 秒間隔)27.5 秒、ping の欠落 35 回
ホストの停止から仮想マシンの応答まで(HA)152 秒165 秒
ストレージの経路・NIC の 1 本の故障iSCSI の経路が 1 本になり、I/O は継続、ping の欠落なしボンドが eth4 に切り替わり、ping の欠落なし
ホストの復旧後の再同期-電源投入から約 3 分 46 秒で UpToDate
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