【everRun 8.1】 構築・設定・操作手順まとめ

Stratus everRun 8.1 で、2 台の物理マシン(PM)へのインストールから、初期設定、ストレージ グループ、A-Link の冗長化、仮想マシンの作成と操作(PM のメンテナンス・A-Link 障害・HA)までの手順をまとめました。手順は everRun 8.1 User’s Guide に沿っており、検証環境で実際に操作して画面を撮っています。

目次

手順の一覧

No.記事内容
1インストールと初期設定・ストレージ・A-Link の冗長化node0(新しいシステム)・node1(参加)のインストール、初期設定ウィザード、ストレージ グループ、A-Link 2 本
2仮想マシンの作成・PM のメンテナンス・A-Link 障害・HA仮想 CD、仮想マシンの作成(HA)、Work On による移動、A-Link 障害、PM の電源断

構成について(3Tier/HCI)

everRun は、2 台の PM のローカル ディスクに仮想マシンのディスクをミラーする構成だけを取ります。外部の共有ストレージ(iSCSI・FC など)を使う 3Tier の構成はないため、この連載では 2 台構成(HCI に近い形)の手順だけを扱います。PM 間の同期に使う A-Link は 2 本で冗長化しています。

検証環境

項目内容
everRun8.1.0-131(試用ライセンス:Enterprise Edition、30 日)
PM2 台。Proxmox VE 上の仮想マシン(入れ子の仮想化、公式サポート外)、各 4 vCPU・10 GB・ディスク 80 GB × 2
ネットワーク管理・業務(ens18)、A-Link 2 本(ens19・ens20)、仮想マシン用(ens21)
確認した日2026 年 10 月 21 日

検証で測った値(参考)

項目結果
PM のメンテナンス(Work On)による移動26 秒、ping の欠落 1 回(0.2 秒間隔)
A-Link 1 本の障害無停止
PM の電源断(HA)62 秒で相手の PM で再起動

注意点

  • 入れ子の仮想環境では FT の無停止切り替えを評価できません。FT は物理の PM 2 台で確認してください。
  • 初期設定でシステム IP に切り替えると、管理コンソールのアドレスが変わり、ウィザードが EULA から再表示されます。
  • 短時間に何度も落ちた仮想マシンは自動で隔離されます。[Reset Device] でサービスに戻せます。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次